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執筆者の写真山中裕斗

「教科書を使わない」って、大丈夫??

こんにちは。マグナパーティでプロデューサーをしているドンちゃんことヤマナカです。


マグナパーティを通じて、たくさんの保護者の方と直接お話をさせて頂いているのですが、どうだろう、この1年で数百人とは去年からお話させて頂いたと思います。


マグナパーティ に興味を持ってくださる保護者の方は、すっごく教育熱心な方が多いです。どの英語学習がうちの子にあうだろう?、どんな英語学習があるんだろう? と一生懸命考えていらっしゃる素敵な方がとても多いです。


保護者の方からたくさんご質問も頂いてきました。その内容を公開していくと、英語学習のヒントになる部分もあるんじゃないかな・・と思うので、やってみようと思います💪💪💪



まず、第1回は・・・


「教科書を使わなくて、英語をちゃんと話せるになるの?」




私たちマグナパーティ は、教科書を使わずに、「体験」で学ぶスタイルです。


けれど、私たち自身も教科書を使って学んできたので、教科書は安心感がありますよね。ただ一方で日本人の多くが、その学習法で英語をしゃべれるようになっていない、というのも・・残念ながら事実・・😭😭😭


マグナパーティで教科書を使わないのは、大きく2つの理由があります。

①STOP!完璧主義

②STOP!タイクツな会話


この2つについて、今日はマグナパーティ の考え方をお伝えしたいと思います❗️❗️❗️


①STOP!完璧主義

教科書を手元におくと、どうしても子どもたちは教科書を見て英会話をするようになります。

教科書の英語を正解と捉え、自分の本当に言いたいことよりも、「正解が言えているかな?」ということに注意がいってしまうんです。


でも、スポーツも音楽も、最初から指示通りにやらないとと思うと、誰だって萎縮してしますよね・・。


英語も同じだと思うんです。


英語はコミュニケーション。

最初に、「コミュニケーションの楽しさ」を子どもたちに味わってもらいたいんです。


だから、マグナパーティ では、最初は単語の繋ぎでもいい、ジェスチャーでもいいから、「通じた〜!」「言われたことわかったかも!??」と言う成功体験を重視しています。


英語へのモチベーションのステップはこんな形だと思うのですが、その段階に応じた成功体験を積んでもらう、というのが大事と思うんです。


 

「英語モチベーションの3ステップ」


ステップ①「英語興味ない」「いやだな」

ステップ②「この場・この時間(レッスン)が楽しい」

例:一緒にやってる仲間が好き

例:意外と通じるし、英語がいやじゃなくなってきた

ステップ③「もっと英語うまくなりたい!」

例:どうしたらもっと通じるんだろう?なんで今日通じなかったんだろう?もっとカッコよくいいたい

ステップ④「英語でやってみたいことがある!」

例:○○に留学にいきたい、だから英語をできるようになりたい

 

ステップ②のお子さんには、まずは、ブロークンイングリッシュ(ざっくりイメージでは出川英語)でOK!


「なんとか通じた!」

「(俺、私、)英語意外と楽しめるかも?」

「(外国人の)反応面白い!」

そんな成功体験が大切


でも、ステップ③のお子さんには、楽しいだけではダメで、英語での達成感がテーマになってきます。小さくてよいので、着実に英語で表現できることを増やしてあげること。毎日、1フレーズずつ覚えた!でもよいし、毎回の英会話レッスンで、外国人講師に毎回1フレーズ、新しいものを使ってみるでもよいと思います。でも、この段階でも、完璧な文法や発音である必要はありません。


ステップ③の段階で、より精緻な文法や発音を子どもたちに教えてあげるのがもっとも効果的だと思うのです。


ではそれはいつなのか?


それは、「この発音じゃ通じなかった」「この言い方(文法)、通じなかった」「あんな発音でしゃべれるようになってみたい」・・・。子どもたちがそんな「気づき」をしたときだと考えています。


親からすれば良かれと思って、「ああしなさい、こうしなさい!」言っても、私たちも子供の頃、ピンとこなくありませんでした・・?けど、自分で痛感すると、俄然やる気になるじゃないですか。まさにアレです😊


では、「それまで発音や文法指導しないのか?」というとそうではありません。が、とっても長くなってしまうので、それは別途解説しますね。



②STOP!タイクツな会話

これが、私たちが教科書を使わないもうひとつの理由です。


子どもたちが話そうとする、会話の内容が、教科書の内容に閉じてしまうんです。

本当は焼肉が好きなのに、焼肉の言い方わからない、教科書に出ているのが、Appleだったので、「I like apple」と答えてしまう。「ま、いっか・・」と。


誰しもこんな経験ありませんか?(笑)

この「ま、いっか」の途端にこのAppleの会話はどうでもよくなると思うんです。


子ども向けのオンライン英会話、他のサービスを体験されたことはわかると思います。「10分と続かなかった」そんな声をよく聞きます。


そう、教科書をベースにすると、お話が盛り上がらないんです。


英語はコミュニケーション。

盛り上がってなんぼなんです。

盛り上がるから楽しくなる、楽しいから学びたくなる。


これが私たちが教科書を使わない理由です。


次は、「じゃあ、マグナパーティ のレッスンではどうやって英会話をみにつけていくの?」について記事を書こうと思います!

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